サウナと水風呂の関係

サウナの後は、水分補給を忘れないこと

 

 

サウナに入ると体重が減ります。1kgくらい減ることも珍しくありません。そのため、「サウナにはダイエット効果がある」と思われがちですが、これは間違い。体の水分が減っただけで、体脂肪が減ったわけではないのです。

 

水分の減った体は、いわゆる「血液ドロドロ」の状態です。サウナに入る前に、水分をとっておきます。そして、サウナから出た後も、すぐに水分を補給しましょう。汗とともに体内の老廃物やミネラルも出てしまっています。ただの水やお茶ではなく、塩分を含んだものやスポーツ飲料を飲むと、失われたミネラルの補給に役立ちます。

 

サウナでは感じている以上に体力を使っています。できれば、30分くらい体を休ませましょう。ソファやデイベッドでちょっと横になるだけで十分です。

 

サウナから出て、喉が渇いているとビールが飲みたくなります。確かにこのときのビールは格別に美味しく、アルコール好きの方にはたまらない魅力でしょう。でも、飲む量はほどほどに。ビールには利尿効果があるので、水分補給には役立ちません。むしろ脱水症状を助長してしまうのです。もしビールを飲んだのなら、その2倍くらいの水も飲むようにしましょう。